無料で全ての機能が使える「SQLServer2022 Developer Edition」データベースサーバーをパソコンにインストールしよう
ありがたいことにSQLServerは無料で自分のパソコンにインストールできるバージョン「Developer Edition」と「Express Edition」が提供されています。
無料で試用できるSQLServerは扱えるデータのサイズが小規模ですが個人で学習用に使うには十分です。
学習や検証などにインストールしてどんどん使いましょう。
ということでこの記事では「Developer Edition」のインストール手順を紹介します。
※Developer Editionは本番環境で使うことが出来ませんが最上位のEditionと同等の機能を使うことが出来ます。
1.SQLServer2022のダウンロード
1)インスト―ラの入手
まず下記のマイクロソフトのサイトにアクセスしてインスト―ラを入手します。
https://www.microsoft.com/ja-jp/sql-server/sql-server-downloads
下記のようにサイトが表示されたら下にスクロールすると無料バージョンのダウンロードがあります。
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2.SQLServer2022をインストールする
1)ダウンロードしたファイルを起動する
ダウンロードが完了したらファイルをクリックして起動します。
2)インストールの種類を選択
ダウンロードしたファイルをクリックするとインスト―ラが起動します。
今回は今後の再利用を考慮してメディアをダウンロードしてそこからのインストールを実施します
①「メディアのダウンロード」をクリックします。
②ダウンロードの指定
ISO形式にチェックを付けてダウンロードの場所を任意で指定して「ダウンロード」をクリックします。
③ダウンロードが始まります。
④しばらくするとダウンロードが完了して下記の表示になるので「フォルダーを開く」をクリックします。
⑤ダウンロードしたファイルが表示されるので、ファイルを右クリックして「マウント」をクリックします。
3)インストールを開始する
isoファイルがマウントされるとDVDドライブとしてエクスプローラで表示されます。
①この中にある「setup.exe」をダブルクリックして起動します。
②しばらくすると下記のダイヤログが表示されます。
③インストールセンターが表示されますので「インストール」をクリックします。
②下記画面に切り替わりますので一番上の「SQLServerの新規スタンドアロン・・・」をクリックします。
③下記ダイヤログが表示されるの待ちます。
④エディションの選択画面が表示されますので「無償のエディションを指定する」が「Developer」が選択された状態で「次へ」をクリックします
⑤ライセンスを確認して同意したらチェックを入れ「次へ」をクリックします。
⑥MicrosoftUpdateで更新プログラムを入手する設定です。チェックを付けて「次へ」をクリックします。
⑦インストールルールの設定が自動で行われます。ファイアウォールでエラーが出たりしますがそのまま「次へ」をクリックします
⑧Azure拡張機能の設定ですが個人で学習する場合は不要でしょう。チェックを外して「次へ」をクリックします
⑨機能の選択ですが、基本的な機能のみにする場合は「データベースエンジンサービス」だけでいいでしょう。チェックを付けて「次へ」をクリックします。
⑩インスタンスの構成ですがインスタンス名にこだわりが無ければそのまま「次へ」をクリックします
⑪サーバーの構成で「サービスのアカウント」と「照合順序」を設定します。
「サービスのアカウント」は特に必要が無い限りはそのままで大丈夫です。(アカウントを指定したり起動方法など)
照合順序はSQLの実行に影響するのでデータベース要件に合わせて設定してください。
・照合順序
「照合順序」→「カスタマイズ」をクリックします。
下記の画面で照合順序を選択して設定後「OK」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
⑫データベースエンジンの構成を設定します。
ⅰ)認証モードを設定します。
管理者権限を持ったユーザーを追加します。(現在インストールを実行しているユーザーが管理者権限を持っている場合)
「現在のユーザーの追加」をクリックしてSQLServer管理者ユーザーを追加します。
データベースの物理構造(データベースファイルの格納先やメモリなど)を必要に応じて設定します。
良く分からない場合はそのままの初期状態で大丈夫です。「次へ」をクリックします。
⑬インストールの準備完了です。内容を確認して問題なければ「インストール」クリックします。
⑭インストールが進行します。
⑮しばらく待つとインストールが完了します。
ウインドウを閉じて再起動してください。
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3.SSMSのインストール
SQLServerがインストールされましたがデータベースの操作を行うにはSSMS(必須ともいえるツール)があると便利です。
①「インストールセンター」を起動します。
スタートから「MicroSoft SQLServer 2022」→「SQLServer2022インストールセンター(64ビット)」で起動します。
②「インストール」→「SQLServer管理ツールのインストール」をクリックします。
③Microsoftの「SSMS}のダウンロードサイトが開きます。
中ほどまでスクロールして「Japanese」をクリックします。
※上の方にあるダウンロードリンクでインストールすると英語版になってしまうので中止してください。
④ダウンロードが始まります。完了したらファイルをクリックして起動します。
⑤少しするとインスト―ラが起動しますので「インストール」をクリックします。
⑥しばらくするとインストールが完了します。
「閉じる」をクリックしてウインドウを閉じてください。
以上でSSMSのインストール完了です。
お疲れ様でした!


