【PowerShell:リファレンス&使用例】Get-Contentコマンドレット

2022年8月4日

目次

PowerShellのコマンドレット「Get-Content」

説明

指定したファイルの内容を取得します。

コマンド単体で使用するとテキストファイルの内容を表示します。

パイプやリダイレクトすることでテキストファイルを加工したりする場合に用いることが多いです。

書式

・構文
Get-Content [-Path] <string[]>
[-ReadCount <Int64>] [-TotalCount <Int64>] [-Tail <Int32>] [-Path] <String[]>
[-Filter <String>] [-Include <String[]>] [-Exclude <String[]>] [-Force] [-Credential <PSCredential>] [-Delimiter <String>] [-Wait] [-Raw] [-Encoding <Encoding>] [-AsByteStream] [-Stream <String>] [<CommonParameters>]

主なパラメータ

-AsByteStream コンテンツをバイトストリームとして読み取るように指定します。
-Delimiter 区切り文字を指定します。
-Encoding エンコードの種類を指定します
-Exclude 指定した名前以外のコンテンツを対象とします。
-Filter -Pathパラメータで指定したパスをワイルドカードを使用するなどしてフィルター指定します。
-Force 読み込み専用でも強制的に処理します。
-Include 指定した名前のコンテンツを対象とします。
-Path 対象コンテンツ(ファイル、ディレクトリ等)へのパスを指定します。
-Raw ファイル全体をひとつの大きな文字列として扱います。(改行はそのまま保持されます)
-ReadCount パイプライン経由で何行を送るか指定します。(初期値は1全ての場合は0)
-Stream NTFS ファイル ストリームの内容をファイルから取得します。
-Tail ファイルまたはその他の項目の末尾からの行数を指定します。
-TotalCount 先頭からの行数を指定します。
-Wait 入力を全て処理した後も1秒ごとに新たに追加された行をCtrl-Cが入力するまで読み込みます。

 

エイリアス

以下のエイリアスが使えます。
馴染みのあるコマンドで短い入力で済むので覚えておくと便利です。

gc
cat
type

 

使用例

サンプルファイル

ファイル1
ファイル名:indata01.txt

001
002
003
004
005

使用例①テキストファイルの内容を表示する

PS C:\temp> Get-Content indata01.txt

001
002
003
004
005
PS C:\temp>

 



PowerShell

Posted by garnet