【PowerShell:リファレンス&使用例】Get-Contentコマンドレット
PowerShellのコマンドレット「Get-Content」
説明
指定したファイルの内容を取得します。
コマンド単体で使用するとテキストファイルの内容を表示します。
パイプやリダイレクトすることでテキストファイルを加工したりする場合に用いることが多いです。
書式
・構文
Get-Content [-Path] <string[]>
[-ReadCount <Int64>]
[-TotalCount <Int64>]
[-Tail <Int32>]
[-Path] <String[]>
[-Filter <String>]
[-Include <String[]>]
[-Exclude <String[]>]
[-Force]
[-Credential <PSCredential>]
[-Delimiter <String>]
[-Wait]
[-Raw]
[-Encoding <Encoding>]
[-AsByteStream]
[-Stream <String>]
[<CommonParameters>]
主なパラメータ
-AsByteStream | コンテンツをバイトストリームとして読み取るように指定します。 |
-Delimiter | 区切り文字を指定します。 |
-Encoding | エンコードの種類を指定します |
-Exclude | 指定した名前以外のコンテンツを対象とします。 |
-Filter | -Pathパラメータで指定したパスをワイルドカードを使用するなどしてフィルター指定します。 |
-Force | 読み込み専用でも強制的に処理します。 |
-Include | 指定した名前のコンテンツを対象とします。 |
-Path | 対象コンテンツ(ファイル、ディレクトリ等)へのパスを指定します。 |
-Raw | ファイル全体をひとつの大きな文字列として扱います。(改行はそのまま保持されます) |
-ReadCount | パイプライン経由で何行を送るか指定します。(初期値は1全ての場合は0) |
-Stream | NTFS ファイル ストリームの内容をファイルから取得します。 |
-Tail | ファイルまたはその他の項目の末尾からの行数を指定します。 |
-TotalCount | 先頭からの行数を指定します。 |
-Wait | 入力を全て処理した後も1秒ごとに新たに追加された行をCtrl-Cが入力するまで読み込みます。 |
エイリアス
以下のエイリアスが使えます。
馴染みのあるコマンドで短い入力で済むので覚えておくと便利です。
gc
cat
type
使用例
サンプルファイル
ファイル1
ファイル名:indata01.txt
001 002 003 004 005 |
使用例①テキストファイルの内容を表示する
PS C:\temp> Get-Content indata01.txt
001 002 003 004 005 PS C:\temp>