【userdel】Linuxのユーザーを削除する方法
Linuxのユーザーを削除するには「userdel」コマンドを使用します。
この記事ではLinuxユーザーを削除するコマンドである「userdel」の使い方を説明します。
目次
１．ユーザーを削除する。
Linuxのユーザーの削除には「userdel」コマンドを使用します。
実行するにはルート権限が必要です。一般ユーザーから行う場合はsudoが許可されたユーザーでコマンドの前に「sudo」を付けて実行します。
userdelコマンドの構文
userdel [オプション] ユーザー名
主なオプション
userdelコマンドで指定できる主なオプション（一部）は以下となっています。
| オプション | 説明 |
| -r | ユーザーの削除と一緒にホームディレクトリやメールスプール（同サーバ内）を削除します。 |
使用例
実行にあたってはsudoが許可された一般ユーザーで実行。グループは作成済みとします。
■ユーザー「tanaka」をホームディレクトリごと削除します。
sudo userdel -r tanaka
注意点
ログイン中のユーザーは削除が出来ません。
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２．まとめ
以上、Linuxユーザーを削除する「userdel」コマンドを紹介しました。
削除は取り消しが出来ませんので十分注意して使用してください。
ユーザー、グループを管理する他のコマンドは以下の記事をご覧ください。
【usermod】Linuxのユーザー登録情報を変更する方法
【groupmod】Linuxのグループの属性を変更する方法
