【groupadd】Linuxのグループを作成する方法
Linuxではユーザーをグループに属させることでファイルへのアクセス管理を多様に制御出来るようにしています。
この記事ではグループの作成コマンドである「groupadd」について説明します。
目次
1.グループの作成方法
上述のようにグループの作成には「groupadd」コマンドを使用します。
実行するにはルート権限が必要です。一般ユーザーから行う場合はsudoが許可されたユーザーでコマンドの前に「sudo」を付けて実行します。
groupaddコマンドの構文
groupaddコマンドの構文は以下となっています。
groupadd [オプション] グループ名
主なオプション
groupaddコマンドで指定できる主なオプション(一部)は以下となっています。
オプション | 説明 |
-g グループID | グループIDを個別に指定する場合使用。 |
-r | システムアカウントを作成する。 |
-o | グループIDを重複して作成したい場合使用。 |
-f | -gオプションで指定したグループIDが重複していてもエラーにせず重複していないGIDを割り当ててグループを作成する。(-gオプションは無視する動き) |
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2.まとめ
この記事ではユーザー管理では欠かせないグループの作成コマンドである「groupadd」を説明しました。グループ作成にお役立てください。
ユーザー、グループを管理する他のコマンドは以下の記事をご覧ください。
【usermod】Linuxのユーザー登録情報を変更する方法
【groupmod】Linuxのグループの属性を変更する方法