EXCELで時間を一定間隔で丸める方法

2019年7月15日

EXCELで時間を計算する事はよくあることだと思います。

例えば以下のような勤務時間の集計を行う場合などは勤務時間の単位を15分刻みで丸めたりします。こう言う場合はどうすればいいのでしょうか。

勤務表

今回は時間の丸め方を解説します。

目次

1.時間を一定間隔で切り上げる場合

一定間隔で時間を切り上げるには、関数CEILINGを使用します。
CEILING関数は時間計算用と言うわけではなく通常の数値の切り上げで使用されます。

1)関数の説明

=CEILING(数値、基準値)

基準値の倍数で数値を最も近い値に切り上げます。

2)使用方法

セルG3に入力されている時間を15分単位で切り上げてH3列に表示させる場合は以下のように入力します。

=CEILING(G3,”0:15”)

時間を切り捨てる

 

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2.時間を一定間隔で切り捨てる場合

一定間隔で時間を切り上げるには、関数CEILINGを使用します。
FLOOR関数も時間計算用と言うわけではなく通常の数値の切り捨てでも使用されます。

1)関数の説明

=FLOOR(数値、基準値)

基準値の倍数で数値を超えない最も近い値に切り捨てます。

2)使用方法

セルG3に入力されている時間を15分単位で切り上げてH3列に表示させる場合は以下のように入力します。

=FLOOR(G3,”0:15”)

時間を切り捨てる

 

これらの単位時間での切り上げ、切り捨ては時間集計でよく使われますので覚えて置くといいでしょう。