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【富岳】祝!8年ぶりに日本のスパコンが4冠と共に世界一位に返り咲き!

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2020年6月22日日本のスーパーコンピューター「富岳」が計算速度で1位を取得したと報じられました。
世の中は毎日ニュースといえばコロナ新型コロナウィルス一色の中とても明るいニュースといえます。

富岳

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1.日本のスパコンが世界1位になった

先代のスパコンであった「京」は2019年8月30日にシャットダウンしてその動作を停止しました。
個人的にも「富岳」が次のスパコンとしてどのような活躍を見せてくれるのか楽しみにしており、少しずつ報道で状況が聞こえてはいたのですが、まさかの8年ぶりに1位の座を取り戻してくれたのは喜ばしい限りです。

報道で省エネでランキング1位(2019年11月18日)など着実に技術力の高さは見えていたので日本の計算機分野の技術はまだまだ頑張っているんだなと納得、期待していました。

今回の計算速度1位だけにとどまらず「ビッグデータ」「計算性能」「AI」でもトップの成績であり4冠達成の快挙なのです。

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2.最新の世界ランキング

さて、「富岳」の計算速度1位というのはどの位の位置の速さなのでしょうか。
2位との差が僅差ですぐにも再び追い抜かれてしまうのでしょうか。
その答えは「ダントツ」でした。
「富岳」計算速度は1秒間に41.5京回の計算が行えます。
対して2位のアメリカのスパコン「サミット」は1秒間に14.8京回です。
およそ3倍近いスコアで圧勝しています。

以下は日経新聞に掲載されていた計算速度の比較グラフです。

引用:日本経済新聞より

圧倒的な速度差なのがお分かりただけます。

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3.どのくらいすごいのか

実際に41.5京回といってもピンとこないのですが、例えてみると最新スマホ2000台分の能力と等しいそうです。(実際スマホと同じアプリも動くCPUが搭載されている)

先代のスパコン「京」が1年かけて行っていた計算を「富岳では10日ほどで終えるそうです。
乗り物での移動に例えるならば1年掛かる距離をわずか10日で移動出来てしまうスピード感ということになります。
一気に次元の違う世界に到達した感があります。
しかも、元々計算速度を追及して1位になったわけではなく、「京」が非常に使いにくい計算機だったため、使いやすさの方を重要視して開発したところ速度も向上したということです。
結局、性能と使いやすさの両方でトップをとった快挙といえます。

4.富岳について

・「富岳」はどこが開発したのでしょうか?
答えは、「理化学研究所」と「富士通」の共同研究によるものです。

・いくらぐらいの費用が掛かっているのか
掛かった総事業費は1,300億円。

・どのくらいの大きさなのか
大きさは、高さ2.2m、幅80cm、奥行き1.4mの筐体が432台接続された構成です。
設置面積は3000平米(テニスコード10面分)だそうです。

・消費電力
省エネといわれる「富岳」の消費電力ですが、30MWです。
これは「京」が12.7MWだったので計算性能が40倍アップに比べて消費電力は2.2倍しか消費しないことになります。

・OS(オペレーティングシステム)
OSは「Red Hat Enterprise Linux 8」だそうです。
馴染みのあるOSと言う事で、これを聞くとぐっと身近に感じますね。

・搭載メモリ
メモリは4.85 PiBです。想像絶します。

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5.利用状況

実用化は来年からであり本格稼働ではないのですが既に色々な試みが行われています。
・コロナの治療薬研究
新型コロナウィルスへの有効性を調べるため同時に2000種類の既存薬をシミュレーションしているそうです。
そのほかにも理化学研究所のサイトにはスーパーコンピューターを用いた研究について情報が公開されています。興味のある方は訪れてはいかがでしょうか。

6.これからのコンピュータの発展

驚くべき能力のスーパーコンピューターですが、現在はスパコンの性能を凌駕する量子コンピューターの開発が進められています。

量子コンピューターの能力ですが、2019年にGoogle社は当時のスパコンが1万年かかるとされる計算を3分20秒で計算したと発表しています。
驚きですね。
しかし量子コンピューターはまだ特化した計算しかできず汎用性には至っていません。
しかし、近い将来もっと身近になってくると私たちの生活も大きく様変わりする事でしょう。