0-3.MySQLの違うバージョンを共存インストールする方法。
バージョン違いのMySQLを同じパソコンやサーバーにインストールする方法です。
裏技的な行為や面倒な設定無しで簡単ノーマルな手順で共存できます。
- 1. 1.導入経緯と共存パターン(バージョン5.6とバージョン8の共存)
- 2. 2.手順
- 2.1. 1)ダウンロードページ
- 2.1.1. ①公式ホームページ
- 2.1.2. ②アーカイブをクリック
- 2.1.3. ③インストーラーをクリック
- 2.1.4. ④バージョンの選択
- 2.1.5. ⑤ダウンロードモジュールの選択
- 2.1.6. ⑥ダウンロード完了
- 2.1.7. ⑦インストーラーの起動
- 2.1.8. ⑧インストールタイプの選択
- 2.1.9. ⑨ライセンス許諾
- 2.1.10. ⑩インストール対象の選択
- 2.1.11. ⑪追加必要モジュールのチェック
- 2.1.12. ⑫インストール実行
- 2.1.13. ⑬インストール完了
- 2.1.14. ⑭環境設定実行の確認
- 2.1.15. ⑮環境設定
- 2.1.16. ⑯ユーザーアカウント設定
- 2.1.17. ⑰MySQLのサービス起動設定
- 2.1.18. ⑱環境設定完了
- 2.1.19. ⑲インストール完了
- 2.1.20. ⑳サービスの確認
- 2.1.21. ㉑コマンドラインツールでMySQLにログインして動作確認
- 2.1.22. ㉒ログインの確認
- 2.1. 1)ダウンロードページ
1.導入経緯と共存パターン(バージョン5.6とバージョン8の共存)
今回、バージョン8がリリースされたためこれまで使っていたバージョン5.6と共存する方法です。
ちなみに現在の環境は「MySQL8.0.15」にバージョンアップしていまして、これに至る手順としては以下の通りで行いました。
1)バージョン5.6のデータをmysqldumpでバックアップ。
2)MySQL5.6をアンインストール
3)MySQL8.0.15をインストール
4)バックアップしていたデータをインポート
これで「MySQL5.6」から「MySQL8.0.15」へのバージョンアップが完了しています。
しかし、非互換の調査確認のため「MySQL5.6」を再び使用する必要があったので改めて「MySQL8.0.15」の環境に共存でインストールすることにしました。
と、いうわけで今回紹介するのは「MySQL8.0.15」稼働中の状態に「MySQL5.6」を追加インストールする手順です。
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2.手順
1)ダウンロードページ
①公式ホームページ
MySQLの公式ホームページで「ダウンロード」をクリックします。
②アーカイブをクリック
次にメニューで過去のバージョンが格納されている「archive」をクリックします。
③インストーラーをクリック
次に「MySQL installer」をクリックします。
④バージョンの選択
現在インストールされている「8.0.15」と共存させてインストールしたいバージョンを選択します。
ここでは「5.6.19」を選択して下さい。
⑤ダウンロードモジュールの選択
下段の必要なファイルがパッケージされている方を選択します。(お好みです。上段はダウンロードしつつインストールになります。)
⑥ダウンロード完了
しばらくするとダウンロードが完了します。
⑦インストーラーの起動
ダウンロードしたファイルをクリックしてインストーラーを起動します。
⑧インストールタイプの選択
既にMySQLがインストール済みなので、自動的に判断されてどのようにインストールするか聞いてきます。
既存のバージョンに追加したいので中断のadd(追加インストール)を選択します。
⑨ライセンス許諾
ライセンス条項が表示されますので、確認して「同意」にチェックして
「NEXT」をクリックします。
⑩インストール対象の選択
今回はサーバーのみを選択します。(ツール類は既に導入ずみなので。)
⑪追加必要モジュールのチェック
必要モジュールのチェックです。何も必要なかったようで次に進みます。
⑫インストール実行
「Execute」をクリックしてインストールを実行します。
⑬インストール完了
インストールが完了しました。「NEXT」をクリックして次に進みます。
⑭環境設定実行の確認
環境設定を行います。「NEXT」をクリックします。
⑮環境設定
環境種類やポートの設定を行います。表示されている状態で問題ありませんので「NEXT」をクリックして進みます。
⑯ユーザーアカウント設定
rootユーザーのパスワード設定と一般ユーザーの設定を行い「NEXT」をクリックします。
⑰MySQLのサービス起動設定
インストールしたMySQLのサービス起動設定を行います。そのままでいいので「NEXT」をクリックします。
⑱環境設定完了
環境の設定は完了です。「NEXT」をクリックします。
⑲インストール完了
これでインストールは完了です。「Finish」をクリックします。
⑳サービスの確認
サービスを確認すると、「バージョン8.0」とバージョン「バージョン5.6」の両方のサービスが起動しているのが確認できます。
㉑コマンドラインツールでMySQLにログインして動作確認
「スタート」→「MySQL」→「MySQL 5.6 Command Line Client」でMySQLモニターにログインしてみます。
㉒ログインの確認
「バージョン8.0」とバージョン「バージョン5.6」の両方にログインできることが確認できました。
以上です。お疲れ様でした。
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