【PowerShell:リファレンス&使用例】Remove-Itemコマンドレット

2022年8月5日

PowerShellのコマンドレット「Remove-Item」

説明

指定したパスにあるアイテムを削除します。

削除できるのはファイル、ディレクトリの他にも変数、エイリアス、関数、レジストリキーなど様々なものがあります。

書式

・構文
Remove-Item
[-Path] <String[]>
[-Filter <String>] [-Include <String[]>] [-Exclude <String[]>] [-Recurse] [-Force] [-Credential <PSCredential>] [-WhatIf] [-Confirm] [-Stream <String[]>] [<CommonParameters>]

主なパラメータ

-Path 対象コンテンツ(ファイル、ディレクトリ等)へのパスを指定します。
-Filter -Pathパラメータで指定したパスをワイルドカードを使用するなどしてフィルター指定します。
-Include 指定した名前のコンテンツを対象とします。
-Exclude 指定した名前以外のコンテンツを対象とします。
-Force 読み込み専用でも強制的に処理します。
-Confirm コマンドレットの実行前に確認を求めるメッセージが表示されます。
-Stream NTFS ファイル ストリームの内容をファイルから取得します。

 

エイリアス

以下のエイリアスが使えます。
馴染みのあるコマンドで短い入力で済むので覚えておくと便利です。

ri
rm
rmdir
del
erase
rd

使用例

使用例①ファイルを削除する

ファイル「c:\temp\file99.txt」を削除します。

 

PS C:\temp> ls


    ディレクトリ: C:\temp


Mode                 LastWriteTime         Length Name
----                 -------------         ------ ----
d-----        2022/07/17     16:47                dir01
-a----        2022/07/17     17:29             17 file02.txt
-a----        2022/07/17     17:27              0 file99.txt
-a----        2022/07/17     13:12             52 indata01.txt


PS C:\temp> Remove-Item -Path c:\temp\file99.txt    ←削除実行
PS C:\temp> ls


    ディレクトリ: C:\temp


Mode                 LastWriteTime         Length Name
----                 -------------         ------ ----
d-----        2022/07/17     16:47                dir01
-a----        2022/07/17     17:29             17 file02.txt
-a----        2022/07/17     13:12             52 indata01.txt


PS C:\temp>

 



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Posted by garnet