【PowerShell:リファレンス&使用例】Remove-Itemコマンドレット
目次
PowerShellのコマンドレット「Remove-Item」
説明
指定したパスにあるアイテムを削除します。
削除できるのはファイル、ディレクトリの他にも変数、エイリアス、関数、レジストリキーなど様々なものがあります。
書式
・構文
Remove-Item
[-Path] <String[]>
[-Filter <String>]
[-Include <String[]>]
[-Exclude <String[]>]
[-Recurse] [-Force]
[-Credential <PSCredential>]
[-WhatIf]
[-Confirm]
[-Stream <String[]>]
[<CommonParameters>]
主なパラメータ
-Path | 対象コンテンツ(ファイル、ディレクトリ等)へのパスを指定します。 |
-Filter | -Pathパラメータで指定したパスをワイルドカードを使用するなどしてフィルター指定します。 |
-Include | 指定した名前のコンテンツを対象とします。 |
-Exclude | 指定した名前以外のコンテンツを対象とします。 |
-Force | 読み込み専用でも強制的に処理します。 |
-Confirm | コマンドレットの実行前に確認を求めるメッセージが表示されます。 |
-Stream | NTFS ファイル ストリームの内容をファイルから取得します。 |
エイリアス
以下のエイリアスが使えます。
馴染みのあるコマンドで短い入力で済むので覚えておくと便利です。
ri
rm
rmdir
del
erase
rd
使用例
使用例①ファイルを削除する
ファイル「c:\temp\file99.txt」を削除します。
PS C:\temp> ls ディレクトリ: C:\temp Mode LastWriteTime Length Name ---- ------------- ------ ---- d----- 2022/07/17 16:47 dir01 -a---- 2022/07/17 17:29 17 file02.txt -a---- 2022/07/17 17:27 0 file99.txt -a---- 2022/07/17 13:12 52 indata01.txt PS C:\temp> Remove-Item -Path c:\temp\file99.txt ←削除実行 PS C:\temp> ls ディレクトリ: C:\temp Mode LastWriteTime Length Name ---- ------------- ------ ---- d----- 2022/07/17 16:47 dir01 -a---- 2022/07/17 17:29 17 file02.txt -a---- 2022/07/17 13:12 52 indata01.txt PS C:\temp>