【gitの使い方】WindowsへのGitのインストール手順 (2024年)

このシリーズの記事ではGitをコマンドラインで使う方法を紹介していきます。

gitを使うにはまずはお使いのパソコンにgitがインストールされている必要があります。

もしインストールされていてもバージョンが古い場合があり、最新のバージョンにしたい人もいるでしょう。

最新のバージョンにしたい場合も新規インストールと同じ手順でインストールしていけば、旧バージョンを消してインストールするバージョンに入れ替えてくれます。

では実際にやってみましょう!

目次

1.Gitがインスト―ルされているか確認する方法

お使いのパソコンでGitが使える状態になっているか確認するにはコマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを入力します。

 

git --version

 

インストールされている場合は以下のように表示されます。

C:\Users\user01>git –version
git version 2.35.2.windows.2   ※1例です数字はバージョンによって変わります。

一方インストールされていない状態の場合は以下のように表示されます。次項を参考にインストールを行ってください。

C:\Users\user01>git –version
'git’ は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。

 

また、バージョンは時々刻々更新されます。定期的に最新バージョンに更新しましょう。

事項で説明するインストールを行う事で上書きインストールされ最新バージョンになります。

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2.Gitコマンドツールのインストール方法

Gitは元々はLinuxで生まれたソース管理ツールなのですが現在ではWindows、Mac、Linuxで使用することが出来ます。

この記事ではWindowsにGitをインストールする方法をご紹介します。

1)インスト―ラのダウンロード

①Gitのインスト―ラは下記のページから入手できます。

Git – Downloads (git-scm.com)

ページが表示されたら下記の「Windows」をクリックしてください。

②インスト―ラのファイルをクリックするとダウンロードが開始されます。

下記の画面では64ビットのインスト―ラをクリックしています。

(お使いの環境に合わせてダウンロードしてください)

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2)インストール手順

①インスト―ラの起動

入手したダウンロードしたファイルをダブルクリックするとインスト―ラが起動され下記のウィンドウが表示されます.

ウィンドウ下部にある「only show new options」のチェックを外して「NEXT」をクリックします。

 

 

②インストールする「コンポーネント」の選択

インストールするオプションを選択できます。

特に必要が無ければそのまま「NEXT」をクリックします。

③デフォルトエディタの選択

gitで使用するエディタ(コミットメッセージの入力等で使用するエディタ)を指定します。

ここでも初期値である「vim」で問題ありませんのでそのまま「NEXT」をクリックします。

 

④新しく作成するリポジトリの初期ブランチ名の指定

初期ブランチの名称を指定します。

通常初期名は「master」ブランチで大丈夫と思いますが、プロジェクトで指定されている場合は下側にチェックを入れてブランチ名を入力してください。

※既に作成済みのリポジトリには影響しません。

内容がOKであれば「NEXT」をクリックします。

初期名を「master」で大丈夫な場合は上側にチェックが入った状態で「NEXT」をクリックします。

初期ブランチ名を「main」に指定したい場合は下記のように下側にチェックを入れてテキストボックスに「main」と入力します。

⑤gitの使用方法を指定します。

・Use Git from Git Bash only (GitBashからのみ使用する場合)

・Git from the command line and also from 3rd-party software (GitBash以外にその他のツールからも使用する場合)

・Use Git and optional Unix tools from the CommandPrompt(gitとUNIXのオプションツールで使用する場合)

通常は真ん中の選択済みのチェックのままで大丈夫です。「NEXT」をクリックします。

⑥sshの選択

使用するsshを選択します。通常はバンドル(インスト―ラに同梱)されたsshの使用で大丈夫です。表示の選択まま「NEXT]クリックします。

⑦HTTPS接続ライブラリの選択

gitがHTTPS接続する際に使用するSSL/TLSライブラリを選択します。

通常はOpenSSLのライブラリで大丈夫です。

上段の選択の状態で「NEXT」をクリックします。

 

⑧改行コードの変換について設定する

改行コードの変換についての設定ですが、自動的に変わってしまうとオリジナルとは違う形式になってしまい場合によっては不具合になる可能性があります。

プロジェクトで特に指定が無ければ下段の「checkout as-is,commit as-is」を選択して「NEXT」をクリックします。

 

⑨Git Bashを使う際のターミナルを選択します。

通常はMinTTYを選択すれば大丈夫です。「NEXT」をクリックします。

 

⑩git pullを行った場合の挙動を選択します。

通常は上段の「Fast^forward or merge」を選択し「NEXT」をクリックします。

 

⑪credential helper(認証情報ヘルパー)を選択します

通常は上段で大丈夫です。このまま「NEXT」をクリックします。

 

⑫追加オプションの設定を行います。

上段にチェックが付いたデフォルトの状態で大丈夫です。

☑Enable file system caching (ファイルシステムのキャッシュを有効にする。これによりパフォーマンスが向上します。)

 

⑬実験的なオプションの選択

将来搭載されるとされる機能を試す際に有効にしますが特にチェックつけなくて大丈夫です。

下記の画面では仮想コンソールを試すオプションになっており説明には安定していないとありますね。

この画面でインストールオプションの設定は終わりです。

「Install」をクリックするとインストールが開始されます。

 

⑭インストールが実行されます。

古いバージョンがインストールされている場合は削除され新たにインストールされます。

しばらく待ちましょう。

 

⑮インストール完了

下記画面が表示されたらインストールは完了です。

 

3)gitの動作確認

インストールが完了したら下記のコマンドで確認しましょう。

git --version

git version 2.46.0.windows.1    ←このようにバージョンが表示されればOKです。

 

上記のようにバージョンが表示されればインストールは成功です。

 



gitの使い方

Posted by garnet